コラム一覧
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2021.03.01【i-サポ】ニューズレター <第5回>一般社団法人 日本結婚支援協会 代表理事 田口智之 <第5回>今回は実際に婚活のやり方について。婚活といっても色々な方法があります。友人の紹介、マッチングアプリを含むネット婚活、民間の結婚相談所や婚活パーティー、自治体・行政が先導して行っているマッチングサービスや婚活パーティーもあります。お金と時間があれば、ありとあらゆる事を試してみるのも良いでしょう。もしどれかに絞るとすれば、安価でかつ登録者の個人情報をしっかり保護してくれるなど「安心」や「信頼」この2つが確立している行政が関わっているサービスから始めるのが良いかもしれません。こちらの“いきいき岩手”結婚サポートセンター「i-サポ」は、会員登録制で1対1の出会いの場を提供しています。「おでかけi-サポ」で遠隔地の方のサポートも万全。登録者同士の相手検索などを通じて会ってみたいお相手を探すことができます。そしてそのサービスの中で最近注目されてきているのが“AI婚活”や“ビッグデータ”の活用です。これまでは自分でお相手探しの検索をしたり、スタッフさんのアドバイスでお見合い相手を選ぶことの多かった行政のマッチングサービスですが、利用者さんのカップリング情報、閲覧や申込などの情報など、あらゆる利用情報を統計値として扱うことで、あなたと同じような「好み」を持つ人がどんな人から「好まれ」ているのかをはじきだし、あなたが気づいていない「あなたを好んでいそうな人」を見つけ出してくれるというサービスです。平たく言うと、自分で選ぶ以外に “コンピューターのおすすめ” するお相手が提案されるということ。意外と自分の好みだけで選んでも、当てにならないものだったりすることを考えると、これは可能性が広がりますね!この春から「i-サポ」でもビッグデータの活用が始まるそうです。皆さんの婚活をますます後押しする環境が整ってきています。
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2021.02.22【i-サポ】ニューズレター <第4回>一般社団法人 日本結婚支援協会 代表理事 田口智之 <第4回>今回は自ら行動することの大切さについてお話しします。僅か数十年前、結婚は「必ずするもの」と捉えられていました。それが今や結婚は「選択するもの」に変わってきています。さらには「セクハラ」や「パワハラ」という言葉が生まれ、結婚したい独身者の為に、周りが積極的に動くこと自体が難しい現状があります。会社で、または、ご近所の方がパートナー候補を紹介してくれるなどという、ひと昔前だったら当たり前だった人間関係は、無くなりつつあるわけです。お見合いで結婚するのが恥ずかしいという風潮や、社会的不安も結婚に歯止めをかけているかも知れません。「独身者を放っておかない世の中」から「独身者を静観する世の中」になってしまったと言えるのかもしれません。私は、婚活についてたくさんの相談受けるわけですが、何も婚活らしい活動をしていないのに「出会いがない」と嘆いておられる方がたくさんいます。言ってみれば、それは当然のことで、何もしなければ、出会いはやってこないのです!だからこそ、今結婚したい方達は、自分で出会いの機会を積極的に作っていかなければなりせん。情報化社会の世の中、幸いなことにパートナー探しの方法はたくさんあります。行動しなければ運命の出会いは訪れない今だからこそ、生涯のパートナーを得るために、勇気を持って一歩踏み出すことが肝心です。偉大なことを成し遂げた方が良く言っていることですが “成功” の反対は “失敗” ではなく “やらない” ということなのかもしれません。
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2021.02.16【i-サポ】ニューズレター <第3回>一般社団法人 日本結婚支援協会 代表理事 田口智之 <第3回>前回の“結婚のメリット”について、今度は別な角度から考えてみましょう。私は仕事柄、結婚したご夫婦に「結婚して良かったこと」は何ですか?と、お聞きすることがよくあります。それも、結婚生活を長く経験された60代以上の方にお聞きすることが多いのですが、どのような答えが返ってくると思いますか?当然色々な答えが返ってくるわけですが、お子さんを授かった、授からなかったに関係なく、必ず共通して返ってくる答えがあります。それは「困ったときにそばにいて相談できる人がいたこと」という答えなのです。人生いろいろなことが起こりますよね。それも良いことばかりではありません。たくさんの困難も降りかかってきます。例えば、お金の心配、仕事の悩み。年齢を重ねていけば、親の介護のことなども出てくるかもしれません。そんな時に何でも相談できるパートナーがそばにいるということが、なんと心強いことか。別に結婚してなくてもいいのでは?と思うかもしれません。いやいや侮るなかれ。たかが婚姻届け1枚書いているだけかもしれませんが「結婚した」という事実が、お互いの絆を強固なものにするのです。私自身も40歳の時に大きな病気をして1か月以上入院したことがあります。そんな時、毎日妻が病院にお見舞いに来てくれたこと。父を病気で亡くして、実家に母が1人になった時、妻が一緒に実家で暮らしてくれることになって、どんなに心強かったことか。生れも育ちも違う赤の他人が「結婚」を通じて、一緒に困難を乗り越えながら人生を共に歩んでいく。人が生きていく上で、とても大切なことのような気がします。
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2021.02.08【i-サポ】ニューズレター <第2回>一般社団法人 日本結婚支援協会 代表理事 田口智之 <第2回>今回は“結婚のメリット”について、いくつか具体的に考えてみましょう。結婚はコスパが良い!という話を聞いたことはないですか?人によっては、「結婚は費用がかさむもの」というイメージを持っていることもあるのでは無いでしょうか。たしかに結婚式の費用、家族のために貯金を崩すなど、独身時代よりお互いのために「お金を使う」というイメージはあるかもしれません。しかし、実際には結婚した際に、親戚や友人からお祝いをいただけたり、「家庭があるから」という理由で昇級の相談がしやすいということ、共働きならば家賃を折半できる、自炊プラス二人以上の食材を買って食費を下げるなど、結婚して共同生活を送るとなると、工夫次第では様々なコストを抑えることができます。前回のコラムでも触れましたが、結婚をすると税金上のメリットもあります。例えば「配偶者控除」。戸籍上の妻や夫がいれば、所得税などの負担が軽くなることを言います。世帯の代表者の収入によって変動はしますが、1年間で支払う税金の金額は数万円程度安くなる場合が多いですね。結婚していると生命保険の受取人にもなりやすい、病院での同意書サイン等がスムーズに進む、などということもあります。子育てそのものに関しても、日本の社会はいまだに「未婚の親」というものに厳しい側面があります。今やシングルマザー、シングルファザーは珍しくありませんが、状況によっては、その子どもが社会で受ける辛さは、ひと言では、なかなか計り知れないものがありますよね。 これから先、結婚という制度が変わって、欧米のように未婚のカップルの家庭が増えていくとしたら、これらのような税金の控除のシステムもよりフレキシブルになっていくかもしれませんが、今現在の日本社会では、結婚をしてしまうのが、いろいろな面で合理的といえるかもしれません。
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2021.02.01【i-サポ】ニューズレター <第1回>一般社団法人 日本結婚支援協会 代表理事 田口智之 <第1回>みなさんこんにちは!一般社団法人 日本結婚支援協会の田口智之と申します。今回ご縁をいただいて、このページで“婚活”や“結婚”に関するコラムを数回にわたって書くことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。新型コロナウィルスによる大きな社会的混乱が生じ、発生から1年以上が経過した現在も終息する気配はありません。こんな不安定な世の中だからこそ結婚してそばにいてくれる人がいてくれたら、と思う方も多かったのではないでしょうか。ところで皆さん、そもそも、結婚とは何でしょうか?辞書などで調べると「男女の間で夫婦関係を生じさせる法律行為」などと定義づけられているようですが、ちょっと難しいですね。(苦笑)法的に手続きを行い、社会的に“一緒にいることを認められた関係”とでも言えばいいのでしょうか。現在の日本で果たして結婚する意味はあるのでしょうか?結婚のメリットについて少しひも解いてみましょう。結婚をすると、社会で得られる恩恵というものがいくつかあります。「心の支えができる」といったような精神的な満足に加えて、社会保障や配偶者控除など、税金関係で得られるメリットが色々ありますので、経済的に有利な面があるでしょう。現代では特に気持ちのメリットが重視されていますから、「誰かが自分を待っている家に帰りたい」という人も多そうです。孤独感を埋められるパートナーを持てる上に、愛する人との子供を育てるときに一番恩恵を受けられる立場とは「結婚をする」ということなのかもしれません。次回は、結婚のメリットいくつかについて、より具体的に紐解いてみます。